活動内容

人材育成

企業インタビュー【第5回】損害保険ジャパン株式会社 CSR室 森 愛 様

助会員としてESD推進活動を応援してくださっている損害保険ジャパン株式会社様の持続可能な社会の実現に向けた取り組みについて伺いました。

持続可能な社会の形成に資する活動について
当社は(公財)SOMPO環境財団および公益社団法人日本環境教育フォーラムと共催で、一般市民向けに1993年より継続して「市民のための環境公開講座」を開講しています。市民が環境問題を正しく理解・認識し、それぞれの立場で具体的な活動を実践できるように開講した講座で、これまでに延べ22,964人の方々に参加いただきました(2020年3月現在)。2019年1月には、25周年記念として「市民のためのSDGsフェス」を開催しました。またコロナ禍で従来のような集合型での開催が難しいなか、環境問題の学びを止めないよう、2020年度は無料のオンライン講座として全9回開催しています。

社員ひとりひとりが行う様々な社会貢献活動
当社グループの役職員によるボランティア組織「SOMPOちきゅう倶楽部」を中心に、全国でさまざまなボランティア活動を展開しています。1993年の発足以降、全国各地で代理店などと協働し、森林保全活動や清掃活動、施設を訪問して行う車いすの整備・清掃、古本の収集など、地域のニーズや特性にあったボランティア活動を全国で実施しています。2019年度は、全国で36,336人以上の社員・代理店がボランティア活動に参加しました。また、役職員の有志が任意の金額を給与から寄付する「SOMPOちきゅう倶楽部社会貢献ファンド」を1996年に設置しました。ファンドは、同組織の活動や広域災害支援、メンバーが応援するNPOなどへの寄付に活用されています。

今後、新たに注力される事業や活動について
気候変動適応ニーズの高まりに対しては、損害保険だけでなく、リスクコンサルティングサービスの機会拡大が見込まれます。SOMPOリスクマネジメントは、2018年から文部科学省の「気候変動適応技術社会実装プログラム(SICAT)」に参画し、気温が2℃または4℃上昇した際の気候予測データベースの活用や、研究機関との意見交換などを行いました。このような取組みを通じて、自然災害評価モデルの高度化や気候関連情報開示などに関するノウハウの蓄積とビジネス拡大を目指しています。

市民のための環境公開講座

市民のための環境公開講座

清掃活動の様子

清掃活動の様子

植樹活動の様子

植樹活動の様子

車いす清掃の様子

車いす清掃の様子

上述の活動の詳細につきましては、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.sompo-japan.co.jp/csr/

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