ESD-J は、2009 ~ 10 年にかけて、環境省からの受託事業として「ESD コーディネーター育成のあり方に関する検討会」を開催しました。
そこでは、ESD コーディネーターの概念整理をし、地域ですでに活躍しているさまざまな立場のコーディネーターにESD の視点を共有化・意識化していただくアプローチが重要、という方向性を打ち出し、育成方法として組込み型、OJT 型の研修モデルを開発しました。
ESD コーディネーター・プロジェクトでは、その成果を基盤としつつ、コーディネーター育成をより具体化し、
事業化していくことを目指して、2012 ~ 14 年の3 年間、OJT 型研修のモデル実施とカリキュラムの整理、そして映像教材作成に取り組んできました。
この活動報告書は、この3年間の“ESDコーディネーター・プロジェクト”の総まとめです。
4つの地域の協力を得て、コーディネーター的な立場にある行政、公民館職員やNPOスタッフ、市民、地域の事業者などを対象にした「ESDコーディネーター研修」の実例とその検証、そして、その中から整理され、生まれてきた「ESDコーディネーター研修で扱う要素」と映像教材。そしてそれを実践した広島湯木での集合研修。
この3年間の集大成としてご活用ください。
持続可能な社会へ、垣根を超えてつながろう!
-3年間のESDコーディネーター・プロジェクトのまとめ-