2023年12月21日、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、シンポジウム「持続可能な社会の構築における科学の役割を考える」を開催します。持続可能な開発目標(SDGs)の達成と持続可能な社会の構築に向けては、多文化共生や異なる分野の連携が重要です。そのためには、研究者に留まらず市民の理解を得、取組への参画を促すことが必要となります。
本イベントでは、水、海洋および生物多様性に関する専門家が研究活動、現場での取り組みについて共有します。登壇者の発表を通して、持続可能な社会の構築における科学の役割とその重要性への理解を深め、持続可能な社会の構築に向け個人ができる取り組みを考えるきっかけを提供することを目的としています。
本イベントは、国連大学と国連大学協力会の共催、日本ユネスコ国内委員会、文部科学省、外務省および環境省の後援(予定)にて実施されます。
参加方法
本イベントは、対面にて開催いたします。なお、Youtubeでのライブ配信(視聴のみ)も予定しています。
会場は東京の国連大学本部ビル3階ウ・タントホールです。
参加をご希望の方は、こちらより事前登録をお願いします。
国連大学(UNU)主催イベントへの参加者は、イベント関連の写真や、スクリーンキャプチャ、動画、音声に登場する可能性があります。 更なる詳細は、こちらのイベント情報ページをご参照ください
使用言語
日本語、英語(同時通訳付あり)
プログラム
10:00〜13:00 午前の部
開会挨拶
山口しのぶ(UNU-IAS 所長)
渡辺正実(文部科学省 国際統括官、日本ユネスコ国内委員会 事務総長)
基調講演
林川眞紀(ユネスコ・ジャカルタ地域事務所 所長)
事例発表「持続可能な社会の構築に向けた、水・海洋・生物多様性の観点から」
水分野
沖大幹(東京大学大学院工学系研究科 教授、日本ユネスコ国内委員会科学小委員会 委員長)
笹川みちる(雨水市民の会 理事、東京財団政策研究所 主席研究員)
海洋分野
道田豊(東京大学大気海洋研究所 教授、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC) 議長)
坂野晶(一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン 代表理事、株式会社ECOMMIT 取締役)
生物多様性分野
渡辺綱男(UNU-IAS シニアプログラムコーディネーター)
目黒康弘(只見町役場交流推進課 課長、只見ユネスコエコパーク推進協議会 事務局長)
パネルディスカッション「持続可能な社会の構築に向けて、科学的な研究成果・データをどのように教育・市民生活に取り入れていくか」
司会
吉田和浩(広島大学IDEC国際連携機構CICE 教授、日本ユネスコ国内委員会教育小委員会 調査委員)
14:30〜17:00 午後の部
研究発表「科学分野の連携に向けて」
水文学分野
鼎信次郎(東京工業大学環境・社会理工学院 教授)
海洋科学分野
中田薫(国立研究開発法人水産研究・教育機構 理事)
生物多様性分野
スニータ・スブラマニアンUNU-IAS 研究員)
ガバナンス、気候変動分野
マヘスティ・オキタサリ(UNU-IAS コンサルタント)
ラウンドテーブル、ディスカッション
司会
道田豊