日本及び海外のフォーマルな環境教育の状況調査結果
環境省から、世界7カ国と日本の公教育（formal education）における環境教育に関する国際比較が公開されました。中国、韓国、オーストラリア、アメリカ、イギリス、スウェーデン、ドイツと日本の公教育（大学を含む学校教育）において環境教育がどのような根拠規定に基づき、どのように推進されているかを概観したものであり、国際的な環境教育や国際交流に携わる学校教員の皆さんにとっては大変興味深いものと思います。
ESD-Jは、令和４年度環境教育等促進法基本方針再改定に向けた海外環境教育事例等調査業務の一環として、環境省より本調査を請け負い、調査の取りまとめのお手伝いをさせていただきました。調査結果は、以下のURLからアクセスできます。
なお、このURLは環境省が設けている「（環境学習ステーション）」の一部として、「環境教育・ESDの推進に向けた取組状況」の中で掲載されています。環境学習ステーションには、様々な環境教育関連の情報が掲示されてといるので、これを機会に一層ご活用いただけると良いと思います。
また、本調査と併せて、上記の7カ国におけるノンフォーマル・インフォーマル（non-formal, informal）な環境教育、環境教育の成果（アウトカム）に関する調査も行われました。今後、環境省から成果の公開が行われることが期待されます。
